春の食養生  ~味噌のおはなし

三月に入り、日に日に春めいてきましたね。

陽気が段々と暖かくなるにつれ、
身体も冬の間に溜め込んだ物を排出しようとしていきます。

この季節の新陳代謝に適した食材には、野草、菜の花や竹の子などの春野菜がありますが、味噌や醤油、梅干しといった発酵食品も、デトックスに最適です。

味噌のスゴい効果

「味噌汁は朝の毒消し」「味噌汁一杯 三里(12km)の力」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
昔から、味噌汁は病気を防ぎ、健康を保つものとされてきました。

大豆を発酵させた味噌は、「第2の脳」と言われる腸の働きを整え、腸内環境を良くすることで、免疫力アップに繋がります。
免疫機能を司るのは、腸7割、自律神経3割だとも言われています。
腸を整えるのはとても大事!

味噌には善玉菌の他にも栄養素の吸収を良くする酵素や、毒素を溜めにくい体を作る成分などが含まれていて、
体内の老廃物や毒素を排出するデトックス効果がとても高いのです。

しかも、脳の活性化を図るブレインフードとしても味噌は最適。
物忘れ防止など、脳のアンチエイジング食品として注目されているブレインフードには、味噌の他に、玄米、納豆、くるみ、青魚などがあります。

これらの食材が使われてるのって…?

そう、昔からの日本食です!

ご飯と味噌汁は最強の組み合わせ

わたしたちの体を作る基となるたんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されています。
そのうち9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で作ることが出来ないため食事からの摂取が不可欠です。

お米はこの必須アミノ酸が豊富に含まれていますが、唯一「リジン」だけの含有量が少ないため、リジン豊富な味噌汁と組み合わせることで、必須アミノ酸をバランス良く摂ることができます。

ご飯と味噌汁の組み合わせは、お互い不足しているアミノ酸を補う最強コンビなのです!

どんな味噌がいいの?

せっかくなので、味噌にもこだわってみませんか?

色々な味噌が販売されていて選ぶのに迷ってしまいますが、本来、味噌の原料はとてもシンプル。
大豆・米・塩だけで作られている「本物のおいしい味噌」をぜひ試してみてください。

ご自宅で「手前味噌」を作ってみるのもオススメです。

カフェの店頭で、農薬不使用、化学肥料不使用で作られた漢方農法の米麹や青大豆を販売しています。
大豆・麹・塩がパックなった「味噌作りセット」もありますので、初めての方もこの機会にチャレンジしてみませんか?

カフェと同じ敷地内の誠農社では、例年、年明けの1~2月に味噌作りワークショップも開催しています。
いきなり自分で作るのは少し不安、という方は、教わりながらみんなで作るのも楽しいのではないでしょうか。

ぜひ、日々の食卓にご飯と味噌汁を。

パン食や外食が続いてしまうときには、どうぞ繭久里カフェにいらしてください。
カフェで提供している味噌汁は誠農社仕込みの味噌を使用し、出汁を使わずに野菜と味噌の旨味で滋味深い味を出しています。

お持ち帰りでも店内でも。
体も心もホッとする定食をご用意して、スタッフ一同お待ちしています。

writer : cucuri staff