木のある暮らし、杉の椅子。

ブログ訪問、ありがとうございます。

当カフェをご利用いただいている方も、まだ利用されたことのない方もいらっしゃるかと思います。

 


訪れたお客様から

「木のぬくもりが心地よい」

「落ち着く」

との感想を多くいただきます。

 

その中でも人気なのが、こちらの杉の椅子です。

 

「次も同じ席で」 

とご要望いただくこともある程。

 

今回は、その杉の椅子をご紹介したいと思います。

 

目次

杉の効能


日本全国に生息する杉の木は、古来より多くの建築に使用されてきました。

 

木は二酸化炭素を吸収して、酸素を放出しています。

 

杉材の内部は空気が多く、その空気タンクが有害物質を吸着したりする他、
湿度が高くなると水分を吸収、低くなると水分を放出するエアコンのような働きもしてくれます。

 

金属やプラスチックに比べて、触るとあたたかく感じられるのも杉の優れた断熱効果によるもの。


熱伝導率が低い為、急激な温度変化を防ぎ、夏は涼しく冬暖かい心地よさを実感できますし、
湿気を吸ってくれる杉は夏のべたつきの不快さも軽減してくれます。

 

鎮静効果をもたらす杉の香りにも心が安らぎ、癒されますよね。

 

 

 

埼玉の西川材


カフェで使用している椅子は、良質な地域木材である西川材で作られています。

 

 

埼玉県の南西部、飯能市・日高市・毛呂山町・越生町にまたがる西川林業地。

 

江戸時代に荒川支流の入間川・高麗川・越辺川の流域から木材を筏で江戸へ流送していたので
「(江戸の)西の方の川から来る材」という由来だそうです。

 

地域の大部分は、秩父古生層からなる褐色森林土で、地質・気候ともに杉や桧の育成に適しているそう。

 

木材の変形しにくさを測るヤング係数においても、杉の全国平均がE70という数値であるのに比べ、
西川材はE80~90という数値を表しており、強度が高く、たわみにくい材質です。

 

そして何より、気候の違う遠いところから輸送費をかけて運ばれてきた木材を使うより、
地元に育った木のほうが気候にも合って長持ちするのではないのでしょうか。

 

食べ物と同じく「地産地消」していくことで、余分なエネルギーを使わず、私たちの生活を豊かにしてくれるように思います。

 

 

カタチの良さ


良質な西川木材を使い、地元の木工房の協力のもと工夫を凝らし作られた杉の椅子。

 

日々の暮らしに木材利用が進むことを目的として消費者目線で評価をする、
ウッドデザイン賞の「ライフスタイルデザイン部門」も受賞しています。

 

座面と背もたれに丸みがあり、軽さとあたたかみを活かした座り心地、
ひじ掛けに腕を置いたときのしっくりする感じに、ゆったりとした心地よさを味わえます。

また、日常的な
「椅子を引く、移動させる、持ち上げる」
といった動作も負担にならない重さで、カフェだけでなく、ご自宅の生活にも豊かさをもたらしてくれるのではないでしょうか。

 

お気に召していただいた方には販売もしていますので、購入をご検討の際はスタッフにお声掛けください。

 

 

まずは繭久里カフェで座り心地の良さを体感してみませんか?


心休まる空間と、美味しい食事とともにお待ちしています。

Cucuri Cafe Staff

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