このブログ記事は、新しいスタートにあたって、自身で整理してお伝えするものになります。
Cucuriの創業者個人の気持ちで綴っているものとしてご理解ください。
今までの3カ月と後3カ月
2024年末で繭久里カフェ現在地での閉店のお知らせを行い早3か月間となりました。
この3か月間の中で訪れる沢山のお客様から続けて欲しいという声を頂き
実際に沢山のお客様に来ていただけたことから、移転という大きなチャレンジを挑戦するという決断に至りました。
物価高で大変な中での応援、本当にありがとうございました。
現在地で残された時間も残り3か月と少しです。
その中でできる事は頑張っていきたいと思っていますし
同時に新しい場を立ち上げることも頑張ってこうと思っています。
10年間の歩み
今から10年前ですが、今の日本のような人口減少社会になると思っていました。
「地域でこれから人間が幸せに過ごすためには?」
という自身のテーマがあったのですが、機会を得たことで、場所を借りて実際に事業として店をスタートさせました。
その少し前にに海外にしばし滞在していて
国、人種など問わず人間は基本的に幸福を求めているのだと思ったからで
日本人は世界で一番嫌々仕事をしているというデータがあったからです。
その後、様々なことに挑戦し、成功も失敗も沢山経験しましたが、カフェ事業では、ほとんど人が訪れることがなかった場に、人の往来と価値を作ることはできたとは思っています。
ただ、経済的循環は十分に実現できたも言えず
経営者としての力不足を感じながらも、少なくとも、働いてくださる人や訪れる人が不幸になる店にはしたくないとずっと必死な時間でした。
コロナパンデミックや、戦争も一因となる物価高騰、事務作業を多くする増税ラッシュなど、滞りを生むものが多く、世の中の情勢が味方してくれないと感じる数年でもありました。
少なくとも、この貨幣経済の中で何かしらの場を実現しようとしたら
価値を創出して、一緒に働いてくださる方が安心していける状態を必死に作らなければいけない。
経済的循環がなければ、存続ができないという現実を痛感し続けました。
場は誰かが必死で使おうと努めるから残り、そのエネルギーがなくなれば廃れます。
地域もきっと同じだと思います。
これから10年
これから10年の日本は、今まで以上の高齢化と急激な人口減少社会に入っていきます。
1000万以上の人口が減ると予想されており、今まで通りでは、必ず衰退するのが確約されています。
これからは何が必要なのか?と何をしていくことが、この先10年に役立つことなのか?
ずっと考えていました。
そして「地域に豊かな循環を創る」という言葉に自身の想いを込めて
エシカルパークの新しいキャッチフレーズに据えることにしました。
水も留まれば腐敗します。
人の身体も循環が滞ると病気になりますし
地域も人が滞れば衰退します。
円のように回り続けることで、つながりながら活性していく。
Cucuri(繭)の原点の考えである「循環」を大切に考え
地域に循環を創るようなサービスを、今まで以上に実現していきたいと想いました。
その土台としては
・人の健康につながるサービス
・往来を生み出すサービス
・自己実現を支援するサービス
これらをCucuri LLCの事業として、エシカルパークを中心に発信、提案していきます。
新たなステージへ向けた挑戦に、引き続きお付き合いいただければ幸いです。