身近なところからのSDGs 加須ブランドの手づくり石けん

SDGs:2030年の達成を目指して世界全体で取り組んでいく、経済・社会・環境の分野における17項目の持続可能な開発目標

最近、SDGs(エスディジーズ)という言葉を耳にする機会が増えました。

貧困や紛争、地球温暖化や気候変動による自然災害、感染症など、いま地球上ではさまざまな問題が発生しています。

自然環境に配慮しつつ、社会的・経済的にも将来にわたって安定して暮らし続けられる社会を目指して、国や企業だけでなく私たち個人でも何かできることを考えて、少しずつでも行動できたらいいなと思います。

目次

今、私ができることって?

たとえばマイバックや容器を持参して、プラスチックごみを減らすこと。
食べられる量だけを購入して、食品ロスを減らすこと。
使い古したタオルを小さく切って、雑巾にしたり、効率よく使いまわすこと。

これって、サステイナブル(Sustainable 持続可能な)と言われたりすることだけど、
難しい言葉を使わなくても、もっと簡単な言葉であらわせますよね?

昔からよく言われている「もったいない」の精神です。

MOTTAINAI

日本独自の言葉である「もったいない」ですが、
最近では「MOTTAINAI」という言葉が世界共通語として認識されてきているようです。

限られた資源を大事に効率よく使い、地球にやさしい方法でモノづくりをする。
この観点で作られたのが、繭久里カフェに置いてある「あこさんの手づくり石けん」です。

はじまりは米ぬかの再利用

白米への精米時に要らない部分として捨ててしまうことの多い米ぬかは、実は捨てるにはもったいない程の栄養がいっぱい。
昔から、ぬかを漬けている方の手はきれいになる、と言われていたり、洗顔にも使われてきました。

カフェで販売している石けんの用途は洗濯と台所用ですが、皮脂を落とす力が強いことから、
襟汚れもスッキリ!
なかなか落ちない旦那さんの頑固な襟汚れがスルッと落ちたのは感動モノでした(笑)

コロナ禍の折、私の家では毎日のマスク洗いにも使っています。
泡立ちがよく手にも優しいのに、汚れはスッキリ落とします。
子どもの給食着についたカレーの染みがキレイに落ちたのにはびっくりしました。

洗濯のついでにお風呂も洗えたり、皮脂汚れがしつこい風呂椅子にも石けんをくるくる擦り付けて
少し時間をおいてからこすってみると面白いように汚れが落ちます。

もちろん台所でも大活躍。
アクリルたわしとの最強コンビでフライパンの油汚れもスッキリです(^^

今までは用途や使う場所に応じて、いろいろな洗剤を用意していましたが、石けん生活に慣れると、
シンプルで簡単、しかも水を汚さず環境にも優しい、と良いことづくめです。

ある消費者団体で、合成洗剤と石けんを溶かした液で、カイワレ大根を培養した実験をしたところ、
合成洗剤で育てられたカイワレは芽が出なかったり、成育向きがあちらこちらに向いてしまったり。
それに比べて石けん水で育てられたカイワレは伸び伸びと真っすぐに育っていたそうです。

どうせ使うなら、効果ももちろんですが、環境に良いものを選びたいですよね。

地元の材料でつくることがこだわり

あこさんの石けんは、カフェ敷地内の誠農社の農薬不使用、漢方農法米の米ぬかを使用しています。

そして昨年度には、地元「加須市の酒米と地酒協議会」が作っている加須の舞・純米大吟醸の酒粕を使った石けんが、”かぞブランド”に認定されました。

地元の材料を使って、1ヶ月以上の熟成期間をおき、丁寧にゆっくりと作られた石けん。

一度使うと、つくり手の想いも伝わってくる気がします。

酒粕石けんは繭久里カフェの雑貨陳列棚にも置いてありますが、入荷するとすぐに売れてしまう人気商品です。
もしお見かけになったらぜひお手に取ってみてください。
もちろん誠農社の米ぬかを使った米ぬか石けんもオススメ!
石けん生活を楽しむキッカケとして、繭久里カフェがお役に立てたら幸いです。

カフェでは石けんの他にも、日々の生活を豊かにするこだわりの雑貨などを揃えています。
お食事とともにご来店の楽しみにしていただければ、私たちスタッフも嬉しく思います。

暑さ厳しい折柄、お身体には十分お気をつけください。
コロナ対策も万全にして、皆様のお越しをお待ちしています。

Cucuri cafe staff

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