ローリングストック（回転備蓄）はじめてみませんか？

2023年4月20日

秋は日本では台風が多いことから「防災」を思い出す方も多いのではないでしょうか。
日本では9月1日が防災の日、世界では10月13日が国際防災の日とされています。

昨年の豪雨から、「線状降水帯」という言葉を聞くようになったり、年々大きくなる自然災害に備えて非常食などの備蓄品を見直している方もいらっしゃるかと思います。

今年は熊本大地震から5年、東日本大震災から10年が経つこともあり、あらためて自然災害への注意を喚起されていますよね。

また、コロナ禍の現在、自宅療養の糧として非常食が役立った、という声も聞きました。

今ならでは、の非常食の使われ方だなと思います。

非常食の備蓄は最低3日分、できれば7日分が必要と言われています。

私も家族分の非常食を押し入れにストックしていますが、自宅にあるのは保存水や乾パンなど、ホームセンターやスーパーの防災コーナーに置いてある食材がほとんど。
年に一度、9月になると見直しをして賞味期限が近いものを消費するのですが、普段食べなれない食材は中々家族の食指が動きません・・。

最近は美味しい保存食も増えてきましたが、「保存食＝長期保存期間」が重視されるためか好みの味でないものも多く、気付いたら賞味期限切れになっていたことも。

東日本大震災などの被災地への聞き取り調査でも、やはり食事に関しての要望が高かったそうです。
災害時に普段から慣れ親しんだ味や温かい料理に触れることで「日常」を思い出すことができれば、精神的な余裕につながるのかもしれません。

そんな中「ローリングストック」という言葉を、最近よく聞くようになりました。

ローリング（回転）ストック（備蓄）って？

日々の暮らしで消費する食品・飲料・日用品を少し多めに買い置きしておき、消費した分を買い足していく、備蓄の新しい方法です。

いつもの食材を備蓄品にすることにより、消費を前提とした保存となり、超長期保存品でなくてもよいことから高価な非常食や保存水で備えるよりも経済的。

しかも普段から食べ慣れている食品なら、非常時でも、ほんの少しほっとできるのではないでしょうか。

ローリングストック、どうやってやるの？

やり方はとても簡単。
1．普段から食べている食材や加工品を少し多めに買います。
2．賞味期限の古い順に消費していきます。
3．食べて消費したら、新たに買い足して補充。

この繰り返しです。

いつもの買い物で、買い置き用スペースを少し増やすだけなので、すぐに取り組むことができます。
保存期間がある程度長い食材なら、一定量を防災バックに入れてストックしておくのもいいですよね。

時々賞味期限のチェックをするのも忘れずに。

防災バックには、意外と忘れがちなスプーンや箸、ティッシュなど、食事の際に使えるものも一緒に入れておくと便利ですし、
災害時には水も貴重なため、ラップやポリ袋があると何かと重宝します。

ごはんも炊ける！ポリ袋クッキング

ポリ袋でごはんを炊いたり、おかずを作ったりする「ポリ袋クッキング」はご存知ですか？
雨水でも調理ができ、調理器具も少なくて済むため、知っておくと非常時の食事づくりに役立ちます。
簡単なので、火やお湯に気をつけながらお子さんと試してみるのもいいかも。
家族で防災についての話をする、よい機会になりそうですよね。

お米はある意味では究極の保存食ですので、多少なり家には常備があると思いますので覚えておくと非常に便利です。
秋は新米のシーズンでもありますので、購入するタイミングとしてもおすすめです。
誠農社農園で育てた漢方農法米の予約も始まっています。

ポリ袋クッキングについては、いろいろなサイトで紹介されていますので是非ご覧ください。

美味しくて保存料不使用の食材をストックしませんか？

繭久里カフェでは、食にこだわるカフェならではの、美味しくて保存料不使用の食材を店頭にそろえています。
通常よりも保存期間が長めで調理に手間がかからないカフェのオススメ商品を、ご自宅の備蓄品に加えてみてはいかがでしょうか。

たとえば、オーサワ食品のキッズシリーズ。

カフェでは、「こどものベジカレー」「こどものコーンクリームシチュー」を販売していますが、砂糖・動物性原料・化学調味料不使用の上、アレルギー特定原料27品目も不使用の商品です。
レトルトなので、温めても、そのままでも、お召し上がりいただけます。

また、「Vエイドパンデイリー」は、「美味しすぎる非常食品」として話題になったVエイドパンのデイリーユース品。
デイリーユースと言っても３ヶ月の保存が可能なので、ローリングストックに適した商品です。
こちらもヴィーガン対応で、アレルギー25品目不使用、もちろん無添加。
軽食やお子さまの補食にもオススメです。